My Cinema Talk World: 6月 2011

2011/06/13

温度差

最近、線量計を買った。
ロシア製。
毎日
自宅の庭、前を通る道路脇の側溝隙間などを計測している。
本日、雨上がり
庭0.53、側溝0.66μSv/h。

関東圏でも子供を守るために積極的に
線量の計測をしている。
その数値と比較しても低くはないこの数値。
この近辺にガイガーカウンターを持っている人は
いないようだ。
少なくとも隣近所には、いないだろう。

昨日、側溝の計測をしていたら
孫をおんぶした近所のおじさんが通りかかり
遠くからジッと立ってこっちを見ていた。
やがて、ゆっくりと近づいて来て
「放射線、計ってんの?」
と。
「どれくらいあるの?」
と訊いて来て、計っている私の手元の線量計を覗き込む。
線量計は、0.56を示していた。
「うわー、やっぱりこれくらいあるんだ。」
その後、ここ数日の線量の話題などに及んだ。

「結局、うちらは放射線がきててもここからは離れられないからね…。」
と。。。
私は、合わせて
「そうですよね。」
と返した。
心では、そうは思っていないのに。
周囲の人たちとは温度差を感じる。
いや、隣近所だけではない、
家人ともだ。
未だに、原発からは放射能が漏れ続けている状態なのに
なぜここの人々は
毎日、何事もないかのように平穏な生活が続けていられるのだろう。
地震のように揺れたり何かが崩れ落ちたり
五感で感じられるものには恐怖を覚え
臭いもなく目には見えない放射線に騒ぎ立てる人はいない。

チェルノブイリ事故以上のことが現実に起こって
数年後、人体に蓄積された放射能がどのような影響を及ぼすか
考えもしないのだろうか。
少なくとも、チェルノブイリ原発事故以降に子供達や動物達
あらゆる生態系に起きた事を調べてみることもしないのか。
チェルノブイリの放射能汚染は広島の原爆汚染の約400倍だともいわれているのに。
ベラルーシで子供達に起きたことを、調べもしないのだろうか。
同じ福島県内の事故だというのに。
事故が数ヶ月後に収束したとしても人々に体内に積もった放射性物質は
遺伝子への影響、染色体異常にも及ぶというのに。
私が騒げば、おそらく変人扱いされるだけだろう。
放射能を浴びているという恐怖感。
周囲と自分との温度差に悩み、そのストレスで疲弊し潰されそうだ。

チェルノブイリ、▲マークを中心にしたセシウム137の汚染
こちらのサイトより)

セシウム




チェルノブイリーベラルーシと同じ400km圏内を福島原発を中心としたものにしてみると→こちら




2011/06/03

The Garden

どうでもいい夢をみるとき
しあわせなとき。
現実的な夢をみるとき…
心落ちつかないとき。

最悪な精神状態のとき
私以外の出演者が
すべて亡くなった身内だけ。

私に来て欲しいですか?
私を呼んでるんですか?
ごめん
もう少しだけ待ってて
必ず行くから…

そう。
死を間近にする人たちは
なにか膜を張ったような
輝きをなくした目で
遥か遠くだけをじっと見つめる
すべてに折り合いをつけて

もう6月。
庭を見ながら
ふと、思い付く
小さな白くてツルツルした石を並べて
ストーンサークルを作ってみようか…
インディアンのお墓のような



garden