My Cinema Talk World: 「ドニー・ダーコ」 この映画をどう見るか?

2013/11/18

「ドニー・ダーコ」 この映画をどう見るか?

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ここ最近ブログに映画の感想を書いていて思うのですが、夢落ちの作品って結構あるものですね。

それとタイムスリップものも ——— 昨日偶然ツィートしましたが ——— かなりありーの、精神的な病を抱えていて幻覚を見ているといったストーリーのものも結構ある...かな。

だいぶ前の作品になりますが「ドニー・ダーコ」という作品を語ろうとしております。

この映画は見る人に「どのストーリーを取るかを委ねる」という形をとっていて(私はそう思います!)公開当初の興行収益がメタメタなのにDVDで発売後に一気に話題が話題を呼びました。

作品をSFと解釈しても、夢落ちと見ても、主人公が抱える精神的な病のなせるものとみなしても自由です。

正解、不正解はありません、映画は本来そういうものだと理解しています。創る側はある問題を映像で提起しながら見る側に1つの作品としてぽいっと投げかけ、その後はどのように受けるかはその人たちの感性に委ねられます。

シンプルに見る人もいる、主人公の深層心理やシーンごとの意味など深い部分まで入り込んでみる人もいます。

「ドニー・ダーコ」は2001年1月にサンダンス映画祭で初お披露目され好評を博したものの、同年10月全米公開時は時期も9.11に重なり振るわずの結果になりました。

ちなみにタイムスリップ、夢落ちもの関連として「マルホランド・ドライブ」は2001年10月に全米公開。「バタフライ・エフェクト」は2004年1月全米公開となっております。要はこれらの映画より先に創られていたということをいいたいワケです。


監督のリチャード・ケリーさんは「サウスランド・テイルズ (2007)」や「運命のボタン (2009)」などの作品を生み出しておりますが、それほど話題にはならなかったようです。

独特の感性とセンスを持っているように思うので”「ドニー・ダーコ」の監督”で終わらないように期待したいです。


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さて、劇場公開して振るわなかったのですがDVD発売後、若い人たちから支持を集めリピーター続出。うなずけます!

不気味なドクロ顔の着ぐるみウサギ、精神不安定な主人公、登場する大人たち、飛行機事故、空がぽっこりと穴をあける、発達途上の青年が持つ屈折した心象風景、カオスな空気...などなど若者じゃない私もそそるものてんこ盛り!

見終えた時、一度で理解しうる内容じゃない。それどころか見るたび自分の中で話がころころ変わってくること必至です。

自分的には、ジェイク・ジレンホールがまだ20歳かそこらで若くて若くて…今に至る前の8割がた今のジェイクかなーって発展途上のお顔。コロコロと変わるジェイクが演じるドニーの人相も見ものですね。

そして実姉のマギー・ジレンホール(「ダークナイト」出演)と共演 ——— しかも姉弟という実際の設定 ——— してるってことでそれも見どころかなと。

そうそう、あとは「ミスター・ダーティダンシング(!)」の今は亡きパトリック・スウェイジです。(”She's like the wind”を聴くたび涙が出ます。)

彼は自分の持つ特徴をちゃんと理解しつつ、スパーッとそれまでの好青年っぽい爽やかなイメージを脱ぎ捨てて役になりきっています。

製作側にもクレジットされているドリュー・バリモアも他の大人とは少し違った先生という役を演じております♪

極めつけは、音楽!!

冒頭のエコバ二から始まり、そしてティアーズ・フォー・フィアーズ、デュラン・デュラン。

舞台が'88年ですから、80'sですわよー♡







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ストーリー

マサチューセッツ州に住む高校生のドニー・ダーコは優秀な姉とダンスが得意な妹を持つ平凡な家庭に暮らしていたが、精神が不安定なため医師の治療を受けている。そしてある晩、奇妙な声に導かれてゴルフ場へと向かうと、そこにはフランクという名の銀色のウサギがおり、「世界の終わりまであと28日と6時間と42分12秒しかない」とドニーに告げる。翌朝、ゴルフ場で目覚めたドニーが家に戻ると、ジェット機のエンジンが彼の家を直撃していた。学校ではグレアム・グリーンの反社会的な小説のテキストを教える教師が問題になり、また一方では精神的に正しい生き方をレクチャーする信念を持つ教師がいる。ドニーは水道管をこわして学校を水浸しにし、生徒の精神的指導を行っている教師のカリスマ的指導者が実は児童ポルノと関係があることを暴く。世界の終わりについて理科の教師に聞いてみると、それにはどうもタイムトラベルが関係あるらしい。そして世界の終わりの日、ハロウィンの夜、ドニーの母の乗ったジェット機のエンジンが過去のドニーの家を直撃し、ドニーはその世界では死に、ガールフレンドも彼の記憶を失っている。
神への疑念、アメリカが求める画一的な理想へのアイロニカルな視点、統一的な価値観への恐怖、等がうまく機能し不可思議な余韻を残す。


(Wikipediaより)
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スタッフ
監督      リチャード・ケリー
脚本      リチャード・ケリー
製作      アダム・フィールズ、ショーン・マッキトリック
製作総指揮      ドリュー・バリモア、ナンシー・ジュヴォネン
キャスト
ドニー・ダーコ:      ジェイク・ジレンホール
グレッチェン・ロス:      ジェナ・マローン
カレン・ポメロイ:      ドリュー・バリモア
ローズ・ダーコ:      メアリー・マクドネル
エディ・ダーコ:      ホームズ・オズボーン
ジム・カニングハム:      パトリック・スウェイジ
リリアン・サーマン医師:      キャサリン・ロス
ケネス・モニトフ医師:      ノア・ワイリー
エリザベス・ダーコ:      マギー・ジレンホール
フランク・アンダーソン:      ジェームズ・デュヴァル
ロナルド・フィッシャー:      スチュアート・ストーン
作品情報
アメリカ公開  2001年1月19日
日本公開  2001年8月31日
上映時間      113分
製作国      アメリカ
製作費      $6,000,000
興行収入      $1,270,522
…とここまで書いて
わたし的「ドニー・ダーコ」をどう見るか。。。は
お仕事帰って来て、夕飯後ゆっくりしてからupすることにします。長くなりそうなので...今さらながらではありますが^^;
その時は、ネタバレありってことで。
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別件ではありますが
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