My Cinema Talk World: 『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』― 時間の大切さを再認識できる映画

2014/09/18

『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』― 時間の大切さを再認識できる映画



「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」を一足先に観ることができました。
タイムスリップできる男の話って聞いて勝手に「バタフライ・エフェクト」のような入り組んだお話を妄想していたのですが、シンプルで期待していた以上に感動しました。
...心洗われる作品でしたね。

ストーリー
イギリス南西部コーンウォールに住む青年ティムは、両親と妹、そして伯父の5人家族。
どんな天気でも、海辺でピクニックを、週末は野外映画上映を楽しむ。風変りだけど仲良し家族。しかし、自分に自信のないティムは年頃になっても彼女ができずにいた。
そして迎えた21歳の誕生日、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父から知らされる。そんな能力に驚きつつも恋人ゲットのためにタイムトラベルを繰り返すようになるティム。

弁護士を目指してロンドンへ移り住んでからは、チャーミングな女の子メアリーと出会い、恋に落ちる。
ところが、タイムトラベルが引き起こす不運によって、二人の出会いはなかったことに!

なんとか彼女の愛を勝ち取り、その後もタイムトラベルを続けて人とは違う人生を送るティムだったが、やがて重大なことに気がついていく。どんな家族にも起こる不幸や波風は、あらゆる能力を使っても回避することは不可能なのだと。そして、迫られる人生最大の選択――。
公式サイト より)

キャスト
    ティム・レイク:ドーナル・グリーソン
    メアリー:レイチェル・マクアダムス
    ティムの父:ビル・ナイ
    キット・カット (ティムの妹):リディア・ウィルソン
    ハリー:トム・ホランダー
    シャーロット:マーゴット・ロビー
    ティムの母:リンジー・ダンカン

スタッフ・作品情報
監督:リチャード・カーティス
脚本:リチャード・カーティス
製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ニッキー・ケンティッシュ・バーンズ
撮影:ジョン・グレセリアン
製作会社:ワーキング・タイトル・フィルムズ レラティビティ・メディア
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ(アメリカ合衆国)
公開     2013年9月4日(アメリカ合衆国)
2013年11月3日(イギリス)
2014年9月27日(日本)
製作国:イギリス アメリカ合衆国
製作費     $12,000,000
興行収入     $87,000,000



主人公のティムは、ある方法でタイムトラベルができることを父から聞かされる。ステキな恋人をゲットするために何度も過去に戻ってやり直し、失敗してはタイムスリップしてやり直しまた...を繰り返す。
彼が自分のためにちょいちょいタイムトラベル能力を使うのは結婚するまで、それ以降は周囲の家族が幸せになるためにだけに使う程度になっていく。



映画のポスターやサイトではいかにもレイチェル・マクアダムスが主人公っぽいですが、メインはあくまでも不器用な赤毛の青年ティム(ドーナル・グリーソン)です。
ティムとメアリーの悪天候の中でのハチャメチャ結婚式が泣けてしまって...どうしようもなかった、自分もティムの身内になったみたいでした^^;
あの嵐の中での結婚式もティムなら室内での式にするとか、過去に戻ってやり直せたはず。正直ホッとしましたわ...ワタシ、何もイジらないでほしかったから。
ああいう「最悪!」っていう結婚式こそ、後々いい思い出として記憶に残るもの。
話はそれるけれど、タイムスリップを使って何度もやり直ししてたら‘記憶’ というものも残らなくなって行くんじゃないかって考えちゃうんですね...
はい、話を本筋に戻して
メアリーが真っ赤なウェディング・ドレス(ん?これウェディングドレスだったのかな、あれは?)でティムに向かって歩いて行くシーンも最高、踊る父(ビル・ナイ)もおちゃめ♪
息子の結婚がいかに嬉しいか伝わってくるシーンですね。



ティムの父親は式の後のパーティでのあることが気に入らずタイムスリップしてやり直ししました。自分のためではなくて息子のために起こした行動です。
で、ラスト近くにティムはタイムトラベル能力を使って父親のために何かをします。
メアリーとティムの関係よりも父と子の関係がメインになっていて泣かせどころ満載です。ティム父子の延長線上にティムとその子供たちがいて、また親子の時間が新たに始まっていく。
テーマは誰にでも共通するもの「時間」です、タイトルはそのままで正解!(「とらわれて夏」みたいな邦題にならなくてよかった。)
万人共通のテーマだからこそ素直に感動し共感できる。どんな能力があっても時の流れには抗えない、時間の大切さを知るとよりよい人生が送れるということを実感しました。
見た後に「映画って本当にいいな」ってしみじみ思える作品でした。
音楽もステキ!ティムが青年の頃は90年代、来日時歌番組ドタキャン騒動で一世風靡したt.A.T.u.の『All The Things She Said 』、The Cureの曲。そして泣かせるシーンではベン・フォールズの『The Luckiest』(ベン・フォールズ・ファイブじゃなくなってたのね)などなど。もとドリーム・アカデミーのニック・レアード=クルーズも参加してるのが嬉しかったな…
リチャード・カーティス監督最後の作品だそうですが、寂しいですよね。

さて、ここで教訓
時を制するものは人生をも制する。

タイムスリップものでいつも引っかかるのは、タイムスリップして自分だけ移動してその後の残された人たちはどうなっちゃうの??


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キーワード:

*リチャード・カーティス