My Cinema Talk World: 11月8日公開「嗤う分身」が面白い!

2014/10/16

11月8日公開「嗤う分身」が面白い!



 ストーリー
内気で存在感の薄いダメ男サイモン(ジェシー・アイゼンバーグ)は会社の上司や同僚にバカにされながら毎日を送っていた。コピー係のハナ(ミア・ワシコウスカ)に密かに想いを寄せているが、話しかけることもできない。ある日、新人のジェームズが入社してくる。なんと彼は、サイモンと全く同じ容姿をしていたのだった。相変わらずサエないサイモンに対し、要領がよくてモテるジェームズ。姿形は同じでも性格はまったく正反対の2 人。サイモンはジェームズの行動に翻弄されながら、やがて思いもよらぬ事態へと引きずり込まれていく...。

キャスト・スタッフ・作品情報
原作:フョードル・ドストエフスキー「分身(二重人格)」
監督・脚本:リチャード・アイオアディ『サブマリン』/共同脚本:アヴィ・コリン『ミスター・ロンリー』
製作総指揮:マイケル・ケイン
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、ミア・ワシコウスカ、ウォーレス・ショーン、ヤスミン・ペイジ、ノア・テイラー
2013/イギリス/93分/
配給:エスパース・サロウ
公式サイト:http://waraubunshin-espacesarou.com/




ジェシー・アイゼンバーグとミア・ワシコウスカの若手2人が初共演します。
映画の原作はドストエフスキーの「分身」。
異常なまでの自意識に反し、常に他者から評価されずに悩んでいた作家ドストエフスキーの自伝的小説ともいわれています。ドストエフスキーは小説「分身」の主人公ゴリャートキンと同じように疎外感と劣等感が所以の幻覚に悩んでいました。
精神科治療を受けながらこの状態を自ら第三者的視点で見つめながら書かれた作品が「分身」です。
小心者で引っ込み思案な割には自己顕示欲が異常に強く、他人の目ばかりが気になって仕方がない主人公ゴリャートキン。ところが世間は彼を全く評価してくれず相手にもされない。



「誰も自分を正当に評価してくれない」というストレスから自分が理想とする人格である“分身”のゴリャートキンを生み出してしまうというお話です。
しかしながら、その分身であるゴリャートキン氏には到底かなうはずもない。なぜなら自身が持つ劣等感から生まれた理想像なのだから...
まるで理想像と本来のダメな自分とでシャドーボクシングするように葛藤するゴリャートキンがとても滑稽に見えます。
….という原作本を映画化した「嗤う分身」。
監督はサブマリン(2011)に続き、長編映画2作目になるコメディアン俳優でもあったリチャード・アイオアディ。
世界観が独特なので第二のテリー・ギリアムとかダニー・ボイルとの呼び声が高いようです。(脚本の共同執筆者はハーモニー・コリンの弟アヴィ・コリン)
このディストピアな世界を彩る音楽になぜか旧い昭和30年代初期の歌謡曲が使われているのもユニーク。
(坂本九の「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)」やジャッキー吉川とブルーコメッツの「草原の輝き(Splendour In The Grass)」)
こういった日本の古い映像や音楽を使った効果ってタランティーノを思い起こさせます。


残念ながら、ウチの近辺は公開する劇場がないようで…泣けました!!



こんな記事もあったんですね
 「ソーシャル・ネットワーク」の米俳優ジェシー・アイゼンバーグと、「イノセント・ガーデン」の豪女優ミア・ワシコウスカが7月上旬、カナダのトロントでキスを交わしているところをパパラッチされ、交際していることが明らかになった。
映画.com より)





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