My Cinema Talk World: 「MOZUシーズン1 ~百舌の叫ぶ夜~」を見終えて

2015/03/13

「MOZUシーズン1 ~百舌の叫ぶ夜~」を見終えて



前回の感想では、中途ハンパなシーズン1のVol.2だけ見た感想を書きましたが、ようやくシーズン1をすべて見終えました。
家族全員、西島サンの従来のキャラがすべて打破されていたことに正直驚いていました。(前回も述べましたが)
「僕とスターの99日」のほわーんとした西島サンが、大胆にも部屋のドアを蹴破ったり、走行中の車を無茶な方法で止めて瀕死の重傷を負ったり...鬼気迫ってる、殺気立ってる、恐ろしすぎる、モンスターっぷりハンパない!
顔も黄色っぽい土気色で一貫して目が死んでいる。この倉木という男はまったく笑わない。
セリフまわしもなんでしょうね...へんに力が入っていて棒読みという新境地を切り開いています。
ほんとうの真実を知りたいんだ!
倉木は虚ろな目の中に気骨をみなぎらせながら徹底して繰り返します。(日本語として正しいのかな?)
対する真木ようこも一切の感情を排除した抑揚が無いキャラクターで、それでいて変に訛っているのが気になるんですよね。


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そういったキャラクターの細かい言動には惹かれつつも、脚本がなってないなぁって感じるのです。
特にセリフがダメ。同じ言葉の繰り返しでボキャブラリー貧困スパイラル状態...
ロングショットがやたらと多いのだが、セリフ自体がまったく機能していないので緊張感がなくてダラダラして眠くなってしまう。
セリフではなく「映像で勝負!」といわんばかりに、やたらとハリウッド映画の何かの作品を意識してるのか、バックライトとか照明を駆使して視覚で訴えようとするも空回り、中途ハンパ。

ところどころに「ダークナイト」と「羊たちの沈黙」を意識してるシーンが見え隠れする。まぁ、新谷(池松壮亮)と東(長谷川博己)にジョーカーのキャラを負わせているのだろう。
新谷のナースの格好に白塗りで口の回りを真っ赤にしたメイクがわかりやすい。
(東の話はまた次回にします。)
新谷といえば、新谷と倉木の不死身っぷりには驚いてしまった。
しかし、どうみても殺人者の新谷より刑事の倉木の方に漂う殺気を禁じざるを得ない。

シーズン1の最後にようやく倉木の笑顔が出て来て、見ている側も少しだけホッとしました。
思わず家族で
「おお、ようやく笑ったよー!」って同じ言葉を発していました。
相変わらず、タバコのシーンが多いのには辟易でしたが...雨の中でも吸っていましたからね^^;

果たして“本当の真実” が掴めるのか!
脚本の出来はさておき、シーズン2はやはり見逃せませんね。