My Cinema Talk World: Happy Birthday!ミア・ワシコウスカ&『奇跡の2000マイル』見ました。

2015/10/18

Happy Birthday!ミア・ワシコウスカ&『奇跡の2000マイル』見ました。


先週 10月14日はミア・ワシコウスカの26歳のお誕生日でした。
遅ればせながら、ミアちゃんお誕生日おめでとう!パチパチパチ👏
私、何を隠そうミア・ワシコウスカのファンであります。
少し前から、ちゃっかりTwitterアイコンもミアちゃんのお写真を使用させてもらっています。
いつからだろう ――
「キッズ・オールライト(2010)」かな「イノセント・ガーデン(2013)」で決定的になって「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013)」で、ミアのファンを名乗ることを心に決め(手前味噌ですが。)、「マップ・トゥ・ザ・スターズ(2014)」でこの人って、ほんとただものじゃないわ!! と...そういう流れで今に至ります。
いつも感じるのは彼女の演技は、キャラクターの内面をしっかり洞察した上でのアクティング(演技)だということ。
それと、自分を魅力的にみせるピッタリな役をしっかりチョイスしているところに感心しますね ―― これだけ書くだけでもかなり力が入っちゃってどうしようもないです。
それと、意識的なのか過去に共演したことがある俳優さんとお仕事することが多いですね。
ジュリアン・ムーア、ジェシカ・チャスティン、トム・ヒドルストン(「クリムゾン・ピーク」ギレルモ・デル・トロ監督作品 2015年公開だったはずですが、いつからですかぁ?誰か教えて!)などなど...

奇跡の2000マイル(原題: Tracks)

監督: ジョン・カラン / 製作年:2014年





さて、少し前になりますがミアさまが主演の『奇跡の2000マイル』を劇場にて観賞してまいりました。
全米では昨年の今頃公開された作品らしいです。

ストーリー
ロビン・デヴィッドソンという女性が主人公。1977年、ロビンは一匹の犬と4頭のラクダを連れ、アリススプリングスからインド洋に向けてオーストラリアの砂漠地帯を踏破する旅にでる。その距離、なんと2700km(1700マイル)。
ロビンが書いた『Tracks』という本を元にした作品…実話です。

キャスト
    ミア・ワシコウスカ - ロビン・デヴィッドソン
    アダム・ドライバー - リック・スモラン
    ロリー・ミントゥマ - ミスター・エディー
    ブレンダン・マクリーン - ピーター
    ライナー・ボック - カート
    ジェシカ・トヴェイ - ジェニー
    エマ・ブース - マーグ

スタッフ・作品情報
監督:    ジョン・カラン
脚本:    マリオン・ネルソン
原作:    ロビン・デヴィッドソン『Tracks』
製作:    イアン・キャニング エミール・シャーマン
音楽:    ガース・スティーヴンソン
撮影:    マンディ・ウォーカー
編集:    アレクサンドル・デ・フランチェスキ
製作会社:    シーソー・フィルムズ
配給:    トランスミッション・フィルムズ(アメリカ)
ブロードメディア・スタジオ(日本)
公開:    2014年9月19日(アメリカ)
日本公開:2015年7月18日
製作国:    オーストラリア
原題:    Tracks



オーストラリア・メルボルン出身で「ニュースの天才」「オーストラリア」などの撮影を担当しました、マンディ・ウォーカーがいい仕事をしております。
オーストラリアの大自然と旅する主人公たちを選ばれた人間に与えられた視点で捉えます。
砂埃で肌の色もベージュになっている主人公とラクダは砂漠の保護色と化して、愛犬ディギディだけ黒い点のように見える光景が、叙情感あふれる物悲さを纏って迫ってくるのです。
映像的に、なんとなしにイギリス映画「美しき冒険旅行(WALKABOUT)」(1971)の影響が見え隠れします。

彼女が旅に出た理由

ひとは、今の状況から逃げ出したい時、ふと「どこかに行きたい」という気持ちになったりします。「現実逃避」ですね。
ロビンが大胆な砂漠を歩いて横断する旅を思い立ったのも、そんな理由があったと思います。
彼女は、常に心のどこかに“渇き”がありました。

人間がわずらわしい
自分の居場所がない
母親を自殺に追い込み、家族を苦難においやった父親を越えてみせる

そんな想いが、日々ロビンをうずかせていました。
彼女の父親は、事業に失敗した後、ロビンを自分の兄弟のもとに養子に出し、「愛犬だけでも連れて行きたい」という幼かった彼女の願いすら聞き入れずにペットの年老いたレトリバーを安楽死させてしまいます。
安楽死せざるを得ない状況でも、幼い子どもには事実をそのまま言うべきではないのに ―― 否が応でも、トラウマが残りますよね、幼い子どもにとっては。

なぜラクダを連れて歩くのか?

バイトをしながら、お金をためて旅の準備をする周到さに感心しました、が...そのお金で旅に連れて行くラクダを買う?! しかも、ラクダの調教まで習う??
「えぇ〜?! ひとりの方が身軽じゃない?」って、一瞬考えてしまいましたね。
しかし、ストーリーが進むに連れてだんだん彼女の判断が間違っていないことが分かってきました。
ラクダを連れて行く分、荷物がたくさん持ち運べる(十分な食料も持てる)のです。荷物を背負わない分、足への負荷も少なくなります。
同じロードムービー作品「イントゥ・ザ・ワイルド」よりも、しっかり現実を見ていることが感じられました。
さらに彼女が堅実(ちゃっかりしているともいう)なのは、「ナショナル・ジオグラフィック」といった有名どころのスポンサーにアピールして資金面の援助を受けたところ ―― ただし、旅の数回にわたってカメラマンに写真を撮らせるという面倒なおまけつきではありました。
幼い頃安楽死させられた愛犬の生まれ変わりともいえる、黒いレトリバー犬のディギディも一緒です。

人間嫌いなロビンに変化が...

旅が進むにつれ、ウザったかった人間が恋しくなって、これまた邪魔くさかったカメラマンのリック(アダム・ドライバー)とエッチすることになったり。そうなると男はやたらとすり寄ってくるから面倒にもなるのだけれども。
アボリジニの案内人にも救われ、旅先で出会ってやさしく迎え入れてくれる人々もいて
「やっぱ、人間ってどこかで誰かに救われている、生かされているんだな」
と気付いていくロビン。
(ただ、観光客に出会うと「キャメル・レディ!」と騒がれながら写真をバチバチ撮られるのには辟易していましたけれど)


ラストに待ち受ける何か

苦難や過酷な事態を乗り越えて、無事に旅を終えたロビン。
(本作は実話で、すでに彼女が旅を成功させていることは周知の通りですのでネタばれにはならないでしょう。)
ラスト近辺の唯一無二のカメラワークで、カタルシスが一気にやってきて『奇跡の2000マイル』という邦題がますます陳腐に感じられるほどでした。
“境地”とか“天国”、“楽園”を思わせる映像で、一気に涙が溢れました。
現実逃避にも見えたけれど、結局は自分の居場所を見つける旅になった...「生きるための居場所は、自分で決める」ことに気付き、心を不自由にしていたものを解き放つことになったのです。
やはり、人生を俯瞰して見るとその時しかできないことがあって、自分で思いついた時にやるべきなんだなって思います。本作の旅などは20代、30代しかできないものですから。

映画って、ストーリーに頼るものではないと思っています。
よく「ストーリーが陳腐で入りこめなかった」などの感想を目にしますが、それなら本だけ読んでいれば十分じゃない?
映画の本来の仕事は、映像が起こす感動だと沁々と感しました。

女性なら常日頃脇毛の処理をしますが旅先ではそれもままならず、ミアさまの脇には毛が見え隠れしていたし、脚の毛もモヤモヤとしていたのが、リアル感をだしていました。
DVDが出たら、必ず買います!
ミア・ワシコウスカの鼻梁をくしゃくしゃっとする笑顔がいいなぁ...ほんと、かわいい!!
本作のような直球のキャラクターを演じてもすばらしいね、ミアさま。



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